なんとなく見えてきた“特定技能1号2号”

人手不足の解消に向け、外国人受け入れ方針の大転換ともいえる外国人労働者の受け入れ拡大に関し、政府が来年４月導入を目指している新たな制度の骨子がいよいよ見えてきましたね。

新在留資格「特定技能１号」「特定技能２号」とは。

「1号」一定の日本語能力・知識・経験があり専門技能の試験などをクリアした外国人が対象。家族の帯同は基本的に認められず、在留期間の上限は5年。

「2号」熟練した技能が必要な業務に就く外国人が対象。配偶者と子どもの在留も認められ、在留期間の上限もない。

しかしまだまだ情報が出きっていませんので、定かなことは言えませんね。技能実習を終えた外国人は１号の試験を免除するとか、日本語能力に関しても各業種ごとの判断になるとか、日本語能力試験で言うところの何級ならOKとかもまだ未定だし、専門技能試験は、各業種を所管する省庁が定める試験などで確認するなど、そもそもどんな試験するのか、大前提として受け入れ業界の数等も決まってませんし、この辺りはもう少し細かな情報を待つしかないでしょう。なにしろ来年４月の制度開始を目指しているとのことですから、今後このあたりの情報が錯綜しそうですね。